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2018年6月16日(土)
二合庵 その2

柱の次は横木を取り付ける作業になる。
この横木のことを日本建築では、正面から見えるものを軒桁(のきげた)といい、奥に向かうものを梁(はり)というらしい。

作業は前面の軒桁から。一人作業のため段取りを考えながら進めることになる。
寸法も大凡は決めてあるものの詳細は現地決め。例えば屋根の勾配なども、仮の木を宛てて見栄えを見たうえで柱の高さを調節したりする。

軒桁と柱の固定は鉄筋釘を使う。9mmの穴をドリルで開け10mm太さの鉄筋を打ち込む。この技法は柳生博のことを書いた雑誌「風景を作る人」から学んだ(ページ53と77)、(「風景を作る人」については小欄2016/6/16で触れている)。
高いところに上ってする作業で、小屋作りの絵ではクライマックスの構図になる。わざわざMを呼んで写真を撮ってもらった。

梁の固定には特殊な金具を使うことにした。
この金具は薪小屋の製作でも使用した経験がある。ただし、この時は前住者が残しおいたものを使用した。
今回は買わねばならない。特殊物品の調達はアマゾンが便利、と思ってハタと困った。金具の名前が判らない。検索の方法がないのである。
ネットで調べてようやく判った。「羽子板ボルト」というらしい。確かに羽子板の形をしていて、言い得て妙ではある。

朝の9時から午後の3時まで、正味5時間を要する作業であった。
その場その場で、材を切ったり穴を開けたりしながら進めるわけで、時間が掛かるのは致し方ない。
その過程を楽しむことになる。



2018年6月15日(金)
やっぱりアマゾン

日本海側に車で30分ほど行った場所に少し大きなショッピング街があって、そこにはホームセンター、ドラッグストア(酒や食品も置く、はやりの店)、スーパーそして個人の魚屋などがある。
少し距離があるのでチョコチョコというわけにはいかないが、田舎に住む者の知恵として、必要なものを日頃メモしておき月一買い出しに行く。今日、行ってきた。

買い物予定の中に「アリナミンA」がある。健康薬品をほとんど買わない我が家で、何時の頃からか置き薬になっているもの。支払い担当者がMのため、普段値を気にしないが、今回は出発前にアマゾンでそれの値段を調べておいた。 こちら→
270錠入りで4539円である。

さて先のドラッグストア。近郊ではかなり大きな、新式の店で、値段は相応に安い(と思われる)。
当該薬品の価格を見に行った。税込み5127円。

もちろん、アマゾン価格は税、送料こみである。
1割以上高い。
買うのは止めた。

アマゾンでこの商品はプライム扱い。頼んだ翌日には到着する。
アマゾン、田舎に住む者には欠かせぬツールになりつつある。



2018年6月14日(木)

当地に住む宿命として避けられないのは猪対応である。

里庭で標準装備しているものは、電池を電源とする電柵である。
今年は比較的早く、4月早々には電線を整備した。充電した電池を入れて稼働をしてみる。ところが発信をしないのである。電池を入れなおすなど、手を尽くして試すが回復しない。
猪はとりあえず出ていないので、まあいいか、と放置していた。

周辺で猪が掘り起こした痕跡を散見するようになる。Mが聞いた話では、向かいに住むAさんはじゃがいも畑を2度も襲われたという。

我が方、電源が切ったままであることは気にはしながら、何事も起きないのでそのままを続けていたら昨夜襲われた。

「再生雑地」と呼んでいる場所で、特別に植えたものはなく、被害としては一番少ない場所。
それでも、直径が1m前後の大きな堀穴が5、6ヶ所。小さなものは10ヶ所程度はある。鍬で均すに2時間はかかろう。

対応を怠っていたわけで仕方がない。今日さっそく修復に取り掛かった。
電池を入れ変え、電源を入れてみた。こともなく動くのである。4月時点の問題点は分からないままであるが、動くのを幸いに悩むのは止めた。

電柵は線と草が接触すると効果がなくなる。これまでは線の下の草刈りを怠っていたが、今日そちらも対応した。2時間近くの作業になった。

この戦いが秋の終わりまで続く。



2018年6月13日(水)
二合庵
檜の皮剥ぎの項で触れた残り材の使い道である。
この時点では完成の保証が確認できず計画像を伏せていたが、その後2日作業を行い、どうやら完成の見込みが立ってきたので、詳細を明かすことにする。

欅台と呼ぶ場所に間口2m強、奥行き1m強の小さな小屋を建てるものである。人が一人寝れる広さ。まさに「起きて半畳寝て一畳」が具現できる。
実はこの計画、昨年も一度思いっ立ったが、材料調達が思うようにいかず断念した事がある。当時から小屋の名前は決めていた。
「二合庵」。
良寛が故郷国上山に建てた庵の名が「五合庵」。万感の思いを込めてこの庵名を選んだ。


6月10日、柱材に防腐剤を塗る、場所決めをするなどの前準備をして後着工した。
最初の懸念は、予定場所に障害物が埋まっておらず穴が掘れるかということ。結果は問題なく、40Cm程度の穴が掘れた。都合2本の柱を立てて当日の作業を終えた。午前午後合わせて4時間程度の作業であった。
その後2日間雨の日があって、久しぶり今日作業第2日。
午後は別の予定があって、作業は午前中。2時間余をかけて残り2本の柱を立てた。

回避できない不都合が生じるのはここまで。これ以後は、何かあっても対応可能なはずである。

今後折に触れ、進行状況を掲載するつもりである。



2018年6月12日(火)
ラジオ録音ソフト
ラジオ放送を録音していることはこれまでに何度か触れた。
例えば 2016/6/18  2017/3/31  2018/1/4

今でも続けているが、あれもこれもと録音すると、編集作業が間に合わなくなる。したがって、現在主として録音しているのはラジオ深夜便の2、3時台のみである。

その録音、パソコンでしていることもすでに触れた。
録音には専用のソフトが必要になる。
私の場合、パソコン録音を始めたのは3年位前であるが、最初に求めたソフトは「ラジオグラバー3」という有料のものであった。3千円余と記憶する。
不足なく使い続けていたのであるが、1年くらい前か問題が起きた。録音できなくなってきた。発売元とメールで1、2度やり取りする。指示通りに操作を行うが治らない。その旨伝えると「ラジオグラバー3」は保証期間を過ぎている。もはや対応できない。「ラジオグラバー4」が発売されている。そちらを購入願いたいというメールが来た。心外で使う気がしなくなった。

で、どうするか。次に探したのが「Radikool」という無料のソフト。


ここからダウンロードできる。 こちら→

無料であるが高機能、使い方は難しくない。全国どのラジオ放送でも録音できる。

かつてラジオで放送される落語を録音していた時代がある。録音には随分苦労した。
その折りの苦労話を記している。「私の収録落語」 こちら→

隔世の感である。

ナットキングコール、レイチャールズ、美空ひばり、さだまさし、平原綾香
ほか多士済々の歌声を採りためている。



2018年6月11日(月)
本日休刊
2018年6月10日(日)
里庭は安全!?

以前、熊本大地震を報じる新聞記事において、島根には断層帯が示されておらず、「里庭は安全!」と宣言したことがある(2016/4/19日付け)。
しかし、今年の4月9日に島根県大田市を震源とするM6.1の地震があり、島根の安全神話も崩れる可能性が出てきた。

その地震から2ヶ月をへた今日の読売県内版。京都大学の渋谷教授の見解を元に、島根にも未知の断層がある可能性があり油断できない、と報じている。
里庭は安全ではないのか?

確かに、三瓶山東側から南東に向け広島県北部にかけて、過去大きな地震が起きている。

ただし、今回もそうであったが、三瓶山付近の地震は八色石(里庭)にはさほど大きな被害を与えない。
問題は八色石直下か極めて近辺で地震が起きるか否かである。
新聞の図面を改めてみた。残念なことに八色石の場所の上が説明データの枠で覆われ存在の有無が確定できない。
心残りがするのでネットで調べてみた。記事にある、京都大学-渋谷拓郎教授で探すと、果たしてあった。
 こちら→

この図に八色石の場所を重ねると次である。

八色石の近辺では過去全く起きていない。地震の空白地点であった。

「里庭は地震に対し極めて安全!」と宣言してよさそうである。

遠方に住む親せき縁者に、一旦何かある場合「避難先は里庭」との声がある、ときく。
その人らにも安心を与える今回のデータである。



2018年6月9日(土)
経口補水液

先日、近くのクリニックに行ったとき受け付けの窓口においてあった。
経口補水液の推奨パンフレットである。
水分不足の体に対して、水やお茶あるいはスポーツドリンクより有益とある。

作り方も載っていて
 水(1g)に塩3gと砂糖40gを入れる。柑橘系の液を足せば飲みやすい
とある。

日常作業としては、重さより量を測る方が簡易なので、塩と砂糖がどれだけの嵩(かさ)になるか測ってみた。
塩3gは小さじ1杯、砂糖40gは計量カップ半分(100cc)になる。

丁度1g入りのペットボトルがありこれで作ることにする。塩と砂糖を入れる方法であるが、いろいろ試した結果で最も都合がよかったのが広口漏斗(口径12o)。普通の漏斗では口に塩がつまり箸で押し込んでも容易には入らなかった。
柑橘系としてはたまたまあった柚子のしぼり汁を大さじ2杯程度。

冷蔵庫で冷やして飲めば結構いける。
今年の夏はこれで乗り切るつもりでいる。



2018年6月8日(金)
檜の皮剥き

昨日のブランコの横木もそうであるが、それとは他に2〜3mの檜材を必要としている。
太さはブランコ横木より少し太めで、合計8本必要な勘定である。何に使うかはまた後日。
これらの材も運び出した。

構造材とする場合、美観と寿命延長を目的に材の皮を剥く必要がある。皮剥き実験を3月22日に実施したが、以降時間は相当経過している。改めて剥がす試みをしてみたら、事態はさらに悪くなっていた。もはや、物理的にはがす以外に手はなさそうである。

どうするか思案した。思い出したのは、Kの実家を整理したときそれらしい道具を持ち帰った記憶である。
裏の納屋を探してみたら、果たして出てきた。2種類ある。相当に錆び、一つは柄が外れ掛けている。
柄を固定し砥石で研磨して半日がかりで修復した。

使ってみた。何とかなりそうである。特に柄の長い方は良い。
1本の剥がしに2、30分はかかる。特にブランコ材は1時間を要した。
日照りの日や時間を避け、4日がかりで完了した。



2018年6月7日(木)
復活

一昨日の続きで、ブランコの復活劇の話である。あさ9時頃から取り掛かった。

横木の材料は檜。長さは5mあまりある。太さは根元の方が10Cm強、先の方が10Cm弱というもの。
設置の高さは2.5mくらいである。
当初は、Mに手伝ってもらえば上がるだろう程度に考えていたが、重量が相当あり簡単にはいきそうにない。
重量を計算してみると4、50Kgになる。道具がいる、と漸くにして気がついた。

道具はある。ミニウィンチ(ミニウィンチについては3月4日で触れている)。

片方づつ持ち上げて掛けることにした。最初は向かって左に太い方を当てる。思いのほか簡単に30分余りで完了した。
次いで右側。こちらは予想外に難渋した。左側が固定されているだけに自由度が少なく、思い通りに動かないのである。小1時間を要して何とか取り付けた。

総時間はおよそ3時間。午前いっぱいかかって完了した。

夕刻、Mがたまたま孫にLINE電話をすることがあって、ついでに私も顔を出し、ブランコが復活した旨報告をしておいた。



2018年6月6日(木)
ガッタンゴー

今朝の読売、県内版である。


邑南町が三江線跡地利用の一つとしてレールバイク等の検討を開始するという内容。
そのモデルとして「ガッタンゴー」の名が挙がっていた。

「ガッタンゴー」とは、我々がかつて10年間住んだ神岡(現飛騨市)にある施設。旧神岡鉄道のレール上をマウンテンバイクで走るというもので、廃線利用としては、いまや全国に名が売れる観光遊具である。
この設備の発起人であり考案者であるのがS氏。

S氏は我々夫婦の知人でこのHPでも何度か登場した。
一つは こちら→
小欄には 2017/12/28 2018/1/2 の日付

記事に書かれた話が実現し、かつて住んだ町と今住む町がこんな関係で結ばれることになれば、まことに喜ばしいと思った次第である。

記事には法人の名前も載っている。HPもあるのではと探してみると、立派なものが載っていた。
 こちら→
氏の名前が代表者、理事長として記載されている。
メールアドレスもある。
「こんな記事がありました」と記事内容添付でメールでも打ってみようかと思っている。



2018年6月5日(火)
ブランコの横木修復
ブランコの横木が折れたことは5月8日付けで触れている。
早々に修復のつもりとしたが、随分と遅れている。今日、その気になった。

材料は裏山隣地の間伐檜。所有者からもらい受けの了解は受けている(経緯、3月22日に記載)。
隣地から運搬車の入る場所までは、先日Mの手を借り搬出済みである。

材料の長さは5m余りで重さもかなりあるが、片方づつ持てば一人でも乗せられると踏んで作業にかかることにした。
昼頃からは雨が予想されており、雨の前にと6時ごろから作業を開始した。


若干難渋するも、7時には薪小屋前まで運び出す事ができた。

運搬車から降ろそうとしているとき、思いがけないハプニング。
頭上をブッポウソウが鳴きながら飛び過ぎようとした。スマホのカメラが起動済みであったので思わず頭上に向けてシャッターを押す。ブッポウソウの飛翔速度は相当早い。2羽飛んだが1羽のみが写真に残った。
さらに思わぬ出来事も起きていた。
上記の写真処理をしているとき、3枚のうちの真ん中の写真にもブッポウソウが写っている気配が見える。パソコン上で拡大すると間違いなく2羽が写っていた。


(丸の中は拡大図)

飛んでいるブッポウソウの写真は我が家では珍しい。早朝から作業したご褒美である。

ここで一旦朝食をとり、材料の皮むきをしたが、そのうち雨が降り出して本日の作業を終えることにした。



2018年6月4日(月)
国立国会図書館デジタルコレクション

読売の歌壇・俳壇のコーナーに載ったコラム。
いつも熱心に読むわけではないが、今日はたまたま目が行った。そして大いにびっくりした。
歌や俳句とは別の話で、「国立国会図書館デジタルコレクション」というサイトがあるという話題。

早速パソコンで見ると確かにある。 こちら→
また、このシステムを紹介するサイトがいくつもあって、その一つ例えば こちら→

国会図書館の所有物がネットで見れるというのであるから、宝の山に遭遇したような感動である。
どんなものが見られるのか、時を見ては尋ねてみたい。



2018年6月3日(日)
ブッポウソウ その2

前報は5月17日に載せている。
その後、ほんとにたまに、鳴き声を聞くことがあって、Mと噂をするのであるが存在に確証が持てないでいた。

今朝5時過ぎである。新聞を取りに出てそのままふらりと道路に出ると、ブッポウソウの巣箱から3〜40メートル離れた電線の上に1羽止まっていた。

鳴き声をたてないでひっそりとである。
たまたまスマホを持っていたので写真にした。

5月下旬ころ卵を産んで、抱卵期間はおよそ20日らしい。今はその時期にあたろう。
今年は期待してもいいかもしれない。

給餌期間はおよそ25日で、巣立ちの中心時期は7月中旬とある。



2018年6月2日(土)
煙一番

春一番ならぬ、今年の煙一番である。

草刈りのとき、刃で刈ると刈り倒した枯れ葉が目立って景色が成り立たず焼却することになるが、昨今ロープで刈ることが多くなってからは、刈った葉が邪魔になることが少なくて焼かずに済む。そんな関係で、これまで煙を立てずに過ごしてきた。

二の畑と呼ぶ一角に毎年Mが菜の花を育てる。
秋に種をまいておくと春に黄色の花を一斉に咲かせ、春の風情を大いに感じさせてくれる。
ところがこの菜の花は、花の時期を過ぎてもすぐに刈り倒すわけにはいかない。種ができるまで待ち、種を取ったのちに刈ることになる。背丈も1m近くまで高く成長している。もはやロープで刈れる状態ではない。

こんな経緯でこの場所、3日前にようやく草刈りと相成った。
そして有難いことに昨日今日と晴れ、しかも気温が高い。刈り草も乾燥が進んで焼却できる状態になったという次第である。

煙一番の所以である。



2018年6月1日(金)
刈払い機のマフラーを焼く
気温が上昇してきて、野は生命力にあふれている。お陰で、植物の成長も早い。
草刈りに追われる日々である。
今の時期は未だ、大方の場所で刃でなくナイロンロープで刈ることができる。

話が少しずれるが、我が家ではナイロンロープを付けた草刈り機(刈払い機)を「バシバシ」と呼ぶ。刈る折り紐が草に高速で当りバシバシと音がすることからの命名である。

この「バシバシ」が数日前から調子が悪い。なんとなく力が弱く切れ味が悪いのである。元々は知人からもらい受けた機械で、ホームセンターで販売している廉価品である。それでも、これまでは十分に活躍していた。
それが調子が悪いのである。

またも話がずれるが、当地の農協や周辺の人々はこれら廉価品の機械は端からものが悪いと決めつける風潮があって、直して使うものではない使い捨てだ、というくらいである。

こんな次第で、「バシバシ」を修理に出したいがなんとなく気後れして、「壊れて元々」で自分で修理することにした。

修理の先生はネットである。
力が出ないときには「キャブレターを掃除」とある。判らないまま分解して、それらしいものを掃除して元に戻した。
エンジンをかけて刈ってみるが、大きな変化はない。弱いままである。
一両日は我慢してそれで使用していたが、気分は晴れない。

またもやネット。見つけたのがYouTubeで「マフラーを焼く」とある。 こちら→
思いもしない方法であるが、これも「壊れて元々」で真似てみることにした。


ガスバーナーがないこともないが、物は試しで普通のガスコンロに乗せて火をつけた。煙が出始める。悪くはなさそう。そのうち火がついて燃え始めた。
30分くらい焼いたであろうか火も消えたので、終了とした。

冷やして振ってみるとカラカラ・サラサラと音がする。穴から振りだすと大量の粉炭が出てきた。

組付けて刈ってみる。大成功であった。ものすごい馬力が復活した。
修理に出せば部品交換で1万円位はかかろう。ネット様様である。



Kの散歩帖
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